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負けた数

  • 執筆者の写真: 仁史 森本
    仁史 森本
  • 1月23日
  • 読了時間: 2分

おはようございます。森本です。


昨日、将棋の加藤一二三先生の訃報には驚きました。

(ご冥福をお祈り申し上げます…。)


加藤一二三先生といえば、引退後はバラエティ番組などにも数多く出演し、将棋になじみのない方でもご存じの方が多いかと思いますが、将棋界ではその強さのあまり、数多くの記録を作ったことでも知られています。


・14歳7カ月、中学生でプロ入り

・2504局の史上最多対局数

・史上最年長勝利


など、いくつもあるのですが、その中でも特に私が注目している記録は通算敗戦数、すなわち「負けた数」です。


加藤一二三先生は、通算敗戦数が1180敗。

これは、例えば故・大山康晴15世名人(781敗)や羽生善治九段(733敗)を大きく上回る記録です。


一見すると、負け数が多い=あまり強くないのでは…?と思われるかもしれません。


しかし、1年間のプロ棋士の総対局数は限られており、歴代トップの敗戦数は、それだけ長く第一線で活躍し、多くの対局を重ねた証拠でもあるのです。


負けた数は戦った数、挑戦した数ともいえます。


勝ち、すなわち「成功」が世の中を変えているのは間違いのない事実です。


その一方で、難関に果敢に立ち向かったり、無謀ともいえる挑戦を諦めず続けたり、でも結局負けてしまったりする人もいます。

成功者の放つ光に目が眩みがちですが、そっちの方がはるかに多いはずです。


ですが、たとえ失敗が怖くても、また、挑戦して何度失敗しても、それでも挑み続ける誰かの姿に心打たれ、動かされること人もいます。少なくとも私はそうです。


ひょんなことから塾を始めて5年以上が経ちます。(そのことについてはまた後日…)

長野市に移転する前は、南信の小さな学習塾でいろいろな子どもたちを見てきました。卒業して何年も経った今でも連絡を取り合う生徒もいますが、転んだことのある子は強いなと感じますし、何より優しいです。


負けのない人生なんてありません。

1度しかないからと不安がらず、だけど投げやりにもならず、どうか自らの選択に自信を持ち、思い切って挑戦してほしいと願うばかりです。


がんばれ、受験生!




 
 
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