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Road to のど自慢~Aメロ~

執筆者の写真: 仁史 森本
仁史 森本
10 時間前
読了時間: 2分

「人生で最も大切にしていることは何か」と聞かれたら、私は迷わず


「タイミング!」


そう答えるだろう。

もちろんまだ聞かれたことはないし、恐らくこれからもないとは思うが。


タイミングとは変化を見逃さないことで、その後の人生を大きく変えることもある。


私に限らず、人間という生き物は安定を願いつつも常に変化を求めている。


ただ、この「変化」というものは極めて厄介である。


人間は加齢に伴って変化を拒むようになり、また変化を柔軟に受け入れることも苦手になるように思う。


小さな学習塾の講師として普段から子どもたちとかかわる仕事をしているが、だんだん最新の流行に乗り遅れていると感じるようになったのも良い例である。


しかし、よくよく考えてみると私は乗り遅れているのではない。

流行に乗ることを心のどこかで拒否しているのだ。


なぜか。

普段ならここで思考停止しているが、今回、心の奥底まで潜って理由を考えてみると、


・こんな歳にもなって流行りを追うのは格好悪い

・無理して使ってみても痛々しいだけ


という、まさにアラフォークライシス(?)ど真ん中の深層心理が見えてきたではないか。


つまり、私という生き物は変化を大切にし、またそれを期待しながらも、人の目を気にするあまり「自ら変わること」を非常に恐れているのだ。


何とまあ、これこそが一番格好悪い・・・。


見せたい自分と見られたくない自分。

二律背反ではないが、どこかそれに似た葛藤を抱えながら、気が付けば40代の毒沼に片足を突っ込み、慌ただしい日常に追われていたある日、1通のハガキが届いた。



「マジかよ・・・」


それは以前、妻が(勝手に)応募した「NHKのど自慢予選会」の当選を知らせる通知だった。



続く(たぶん)

 
 
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